2022.12.08
資産運用
外貨預金の金利
外貨預金または外貨建の生命保険はみなさんなぜ加入しているのでしょうか?
おそらく日本円よりも金利が高いからなのではと思います。
そこで各銀行の「米ドル金利」を調べてみました。
やはり、3%から5%と高い金利であるのがネット銀行各社ですね。三菱UFJ、三井住友、りそな銀行等は1%を切っていますね。
住信SBIネット銀行(定期1年)5%、ソニー、新生銀行(定期1年)4%、イオン銀行(定期6カ月)2.5%に対し、りそな、三井住友銀行(定期6カ月)0.01%など。
またスプレッド(TTS,TTB)も、ネット銀行は低いですが、三井住友等はちょっと高いですね。
金利(利息)だけではなくてこのスプレッドを考えることも重要です。
スプレッドは例えば1ドル135円の時に、外貨預金の入金を「円からドル」にする場合は136円(TTS)になり、外貨預金から出金するとき「ドルから円」にする場合は134円(TTB)になるというものです。
銀行はこのTTSで136ー135=1円、TTBで135ー134=1円を1ドルあたり手数料としてとるといいうことです。この手数料は低い方がいいですよね。
りそな銀行は135円のとき135.5(TTS)、134.5(TTB)ということで「片道50銭」ですが、住信SBIネット銀行では「片道6銭」です。
☆やはり、効率よく貯めるにはネット銀行に軍配があがりそうです。☆
さて金利がなぜ上昇するのでしょうか?
貿易取引やFXなどの投資取引等色々な要因がありますが、その一つは米国のFOMC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)による調整です。12月のFOMCでも、ある程度上げてその後は下げる方向にいくのでしょうか?
これによって株価にも多大なる影響がでてきます。一旦かなり下がってまた上がるかどうか、根底にあるグレートリセット等をも考慮しなければならないかもしれませんが、いずれにしても年末、年明けと目が離せない状況です。