2022.10.04
資産運用
仮想通貨③取引所の選び方
今回は暗号資産(仮想通貨)を取引する取引所(販売所)についてお伝えします。
取引所を選ぶには3つのポイントがあります。
①安全
②手数料の安さ
③使いやすさ
これ取引所選びのトリレンマと「私」だけが呼んでいます。(たぶん。。。)
(ここから興味のある方だけお読みください)
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通常仮想通貨の技術の中心であるブロックチェーンには以下のトリレンマと呼ばれるものがあります。
1スケーラビリティ拡張性
2ディセントラライゼイション分散性(非中央集権)
3セキュリティ安全性
以上の3つのうちの少なくとも1つ以上を犠牲にしないと成り立たせるのが非常に難しいということです。
1仮想通貨が使用される規模が大きくなり、それぞれが、2分散されていくと(中央管理せずにです)3安全性が確保できなくなる。
なので1規模を大きくしないでおくと、2分散と3安全性は大丈夫
1規模を大きくしても、2分散させない(中央管理する)と、3安全性は確保できる。
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要はできる限り安全で手数料が低く使いやすい取引所を選ぶことがポイントになります。
①の安全性は上場しているような信頼のおけるところを選ぶとよいでしょう。
②は見かけ上どこも手数料無料とうたっています。
☆しかし、次の2つをチェックしていないといざ取引が始まってから気が付いて後悔します。
ま、「すでに開設してしまったから、もういいや、面倒だし」というのを狙っているのでしょうか。。。
その2つとは
1)円入出金手数料
2)スプレッド
です。
どこの取引所も口座開設は無料だし、取引手数料も無料ですよ~といっていますが、
いやいや、円口座にお金を入れたり、だしたりするときに入出金手数料かかりますねとか
暗号資産を売るときと買うときの価格が、取引所によってマチマチですねとか気づくわけです。
もちろん、比較しないと気づきません。
これは、弊社が扱う「生命保険、損害保険」も同じです。
同じ生命保険の定期保険、30歳男性10年間お亡くなりになったら3000万円という保険でも、安いところで2000円台後半、高いところだとなんと6000円弱です。
これは煙草を吸わない標準体での比較です。
ここでは詳しくお伝えできませんので、ご興味のある方はこちらまで→ https://candf.co.jp/contact
暗号資産の場合、1)入出金手数料に関しては両方とも無料のところもありますし、1回の入金に数百円かかり出金は無料、また入金にも出金にも数百円かかるところがあります。
2)スプレッドとは、暗号資産を買うときと売るときの差額で、ここで取引所販売所は儲けます。
ちょうど為替のドルと円でドルを買うときは1ドル146円、売るときは144円よってスプレッドは146-144=2円になるというのと同じです。
ビットコインの場合の各販売所でのスプレッド(2022年10月2日日曜日分)で安いところはA社48,312円、B社75,426円などですが、高いところはC社167,971円、D社164,920円などです。
1ビットコイン中値が日本円で約285万円(各社によって調査時間が違い、値は異なっています)くらいなので安いところで2%弱、高いところで6%強でしょうか。。。
かなり違いますね。
もちろん、暗号通貨の種類によって違います。同じ取引所販売所でも、ビットコインでなく、イーサリアム、リップルであればまた違います。
また、これはある一定期間で変化します。各社色々考えながら、横をみながら調整しているんですね。なので私は毎月各社のスプレッド比較をしています。
ビットコインならここ最近5月位からはずっとA社ですね。それまで最強と思っていたところのスプレッドがものすごく高くなりましたので、使いやすいのですがもう使わないでおこうと思いました。
高いところはやはり、有名な俳優、タレントを使ってコマーシャルしていますね。そうです、あの方々がでている販売所のスプレッドは高いです。
でも、有名なタレント使っているけど、あそこは最安なんですよね。あ、あの人いま日本にいないからかな。。(さて誰でしょう)