2022.10.03
資産運用
仮想通貨②安心、安全な運用方法
仮想通貨(暗号資産)の安全な運用方法を今回はお伝えします。
前回お話したように、基本的には株式やFXなどと同じように取引できます。
市場(取引所、販売所)で売買やレバレッジをかけた先物的取引が可能です。
いきなり手元に暗号資産例えばビットコインなどがないのに、「売る」こともできます。
レバレッジをかけるということは、手元に例えば1万円分しかないのに、100倍のレバレッジをかけて100万円分あるとして取引(売買)ができるということです。
これは主に、市場での取引状況をこまめにチェックすることができる方むけです。
いわゆるデイトレーダーという人たちですね。
彼らは取引状況を取引板(という仮想通貨の値動きが示されている主にパソコン画面)を注視しながら「テクニカル分析」をし売り買いをしているだけではなくて、「ファンダメンタル分析」等、通貨そのものの「成り立ち」であったり、どういった特色があり、どういった「分野に強いか」なども研究しています。
通貨の値動きに影響を及ぼす、株価であったり、主に米国のFRBの金利等の発表や、失業者数の増減、消費者物価指数といった数値もルーティンワークとしてチェックしています。
あなたもそういう取引をなさいますか?
であれば、Youtube等よい教材がネットを探せばすぐにでてくるのでそちらを参考にしてください。
今回こちらでお伝えしたい方は、そのような方ではなくて、日々本業が忙しくそういった取引ができない人です。
最近はIT、AI、XR技術等の発達で、取引をロボットで自動化できるのですが、やはり放ったらかしにしておくと、知らない間に資金が0になっていることがあるので、ロボットを使うとしても、デイトレーダーのように日々チェックをする必要があります。
ここでは、そういったロボットを使うことなく、放ったらかしでできる限り安全に取引する方法を伝えます。
それは、、、
「ドルコスト平均法」です。
毎月、毎週、または毎日「定額」を積み立てていく方法です。
ポイントは「資産が安い時にたくさん買って、高い時には少ししか買わない」ことです。
よって、「定額」というのは例えば毎月1日や給料日といった決まった日に1度、「円」で一定額、例えば「1万円」分です。
その1万円で資産、例えばビットコインを買い続ける方法です。
ビットコインを定額、例えば「0.004BTC」を毎月買うのではありません。
現在、1BTC(ビットコイン)が260万円前後をうろうろしているので、0.004BTCがだいたい「1万円」です。(0.004×2600000=10400円)
これだと、ビットコインとしては定額ですが、「円」では定額ではありません。よってこれは「ドルコスト平均法」での運用とは言えません。
ドルコスト平均法に関してもっと知りたい方はgoogle、Youtube、ヤフー等で検索してください。
暗号資産の場合、この方法は具体的には、日本の仮想通貨取引所、例えば、コインチェックやビットフライヤー、楽天、、といった取引所(※すべての取引所でできるわけではありません。)の円口座に日本円をある程度入れておいて、自動的に毎月1度、または毎日1度、円で定額を引き落としていくということになります。
毎月1度でも、毎月1度でもどちらでも、最低額500円程度から可能です。
暗号資産取引所口座開設には、運転免許証等の身分証明書が必要です。
円で取引することになりますので、銀行口座も必要なのですが、できましたら銀行はネット銀行(楽天、住信SBI、Paypay、イオン銀行等)をお勧めします。
理由は、送金にかかる時間が短いことです。