2022.10.01
資産運用
仮想通貨①仮想通貨って安全?安心?
今回から何回かにわけて、仮想通貨についてお話していきます。
みなさん、仮想通貨、正式には日本では「暗号資産」ですが、取引されていますか?
なんか、怪しいから、普通の金融機関で取引できないので手をだしていないという方がほとんどではないでしょうか?
日本では、一般社団法人日本暗号資産取引業協会があり、暗号資産交換業者等が会員になっています。具体的には、bitFlyer、FTXJapan、bitbank、GMOCoin、HuobiJapan、BtcBox、BitPintJapan、DMMBitcoin、SBIVCTrade、Coincheck、OKCoinJapanなどです。
ビットコインやイーサリアムなどの取引されている方はこれらの交換業者(取引所、販売所)を利用されているのではないでしょうか?
当該協会では、それらビットコインなどの日々取引されている価額等を見ることができるので、未経験の方も参考にされてはいかがでしょうか?
(参考:https://jvcea.or.jp/about/refer_rate/ )
さて、ビットコインは安全なのでしょうか?
それは、「正直わかりません。」
これは、円やドルは安全ですか?と聞かれたときに私がこたえる答です。
円やドルは安全かどうか?は政府や国を信用しているか否かですね。
預金封鎖や為替介入による操作がそういった政府や国はできてしまいます。
全ての暗号資産がそうではありませんが、ビットコインをはじめとする多くの暗号資産はそういった介入、操作ができません。
「えっ、なぜ?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
それは、ビットコイン等は「中央集権」されていない「非中央集権=分散型(decentralized)」の資産(通貨)だからです。
中央集権されているということは一部の組織等が価格、数量等操作ができるということです。
円やドルなどの法定通貨は政府や国が操作、管理できます。
操作できないと困りますね、税金とれなくなるし、、、。
国や政府が完全に信頼できるのであれば、法定通貨だけで良いかもしれません。
でも、世界に目を向けてみると、国民から見て国や政府が信頼できない国は実は多いんですね。
例えば、インフレが激しくて、今日一定の1枚のお札で買えた品物が1か月、2カ月でお札が100枚、200枚と必要になるなんてことが往々にしてあります。パン一つ買うのに札束が何百枚もいるとか、わけがわからないですね。
そのような国では、その国の法定通貨ではなくビットコインなどを通貨にする方が物価が安定するかもしれません。ビットコインは世界中でビットコインを持っていたり取引したりする人々、組織の影響を受けることはあっても、その国の経済や政治状況は関係ありませんから。
ということで、実際、エルサルバドルは2021年9月に、中央アフリカ共和国は2022年4月にビットコインを法定通貨にしたようです。
日本でもビットコインを一番多くもっているのは〇〇〇〇という△△△の方らしいですね。ま、その方がもっているくらいだから安全というか将来性があるのでしょう。
いずれにしましても、その暗号資産ですが、株や債券、投資信託、FX等同様に資産運用として取引されています。
できる限り、安心、安全に取引するためにはどうしていけばよいのか次回以降お伝えします。